令和改元

共同通信ニュース用語解説 「令和改元」の解説

令和改元

元号を「平成」から「令和」に改めたこと。上皇さまの天皇退位に関する特例法が2019年4月30日に施行されたのに伴い、翌5月1日の天皇陛下即位と同時に改元した。政府は国民生活への影響を避けるため1カ月前の4月1日に改元政令を閣議決定し発表。現存する日本最古の歌集万葉集」にある梅の歌の序文から引用され、人々が美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育つとの意味が込められた。中西進なかにし・すすむ元大阪女子大学長が考案。国書(日本古典)由来の元号採用は確認できる限り初めて。最終候補に残った6案は令和の他「英弘えいこう」「久化きゅうか」「広至こうし」「万和ばんな」「万保ばんぽう」。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android