以呂波音義派(読み)いろはおんぎは

精選版 日本国語大辞典 「以呂波音義派」の意味・読み・例文・類語

いろはおんぎ‐は【以呂波音義派】

  1. 〘 名詞 〙 「いろは」の一つ一つの音に意味があるとして、それに基づいて語義語源を説こうとする学派仏教悉曇(しったん)学の影響もあったらしいが、江戸時代にはいって真言宗の僧、釈良鑁(しゃくりょうばん)の「伊路波天理鈔(延享三年序)」や多田義俊の「和訓八例」「伊呂波声母伝」等によって主張された。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む