仰見(読み)あおぎみる

精選版 日本国語大辞典 「仰見」の意味・読み・例文・類語

あおぎ‐・みる あふぎ‥【仰見】

〘他マ上一〙
① 上のほうを向いて見る。
万葉(8C後)二・一六八「ひさかたの天(あめ)見るごとく仰見し皇子(みこ)御門の荒れまく惜しも」
② (心理的に高いものを見る意から) 尊敬する。うやまう。あがめる。
大鏡(12C前)五「なほ権者にこそおはしますべかめれとなん、あふぎみたてまつる」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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