任意代理人(読み)にんいだいりにん

精選版 日本国語大辞典 「任意代理人」の意味・読み・例文・類語

にんい‐だいりにん【任意代理人】

〘名〙 任意代理による代理人法律規定により発生する法定代理人に対していう。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の任意代理人の言及

【訴訟代理人】より

…民事訴訟において,訴訟追行のための包括的な代理権を持つ任意代理人をいう。究極的には本人の意思に基づく代理人(これを任意代理人という)である点で,本人の意思と無関係の法定代理人とは異なる。…

【法定代理人】より

…代理される本人から任命されるわけではなく,直接にせよ間接にせよ法律の規定に基づいて任命される代理人。本人から代理権を与えられて代理人となる任意代理人に対する。未成年者の親権者(民法818条),後見人(838条1号),禁治産者の後見人(同条2号),不在者の財産管理人(25条),相続人のいることが明らかでない財産の管理人(952条)などがこれに属する。…

※「任意代理人」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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