コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

任意代理 にんいだいり

3件 の用語解説(任意代理の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

任意代理
にんいだいり

本人の信任を受けて行う代理。法定代理に対する概念。この代理人任意代理人という。委任契約と一体となっていることが多いので,民法は委任による代理を任意代理と呼んでいる (104条) 。代理権の範囲は本人が代理人に実際にどこまでの権限を与えたかで決るが,権限の定めがない場合については,保存行為および代理の目的である物または権利の性質を変更しない範囲の利用または改良行為とされている (103条) 。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

にんい‐だいり【任意代理】

本人の信任に基づき、本人と代理人との間の授権行為によって成立する代理。その代理人を任意代理人という。民法では、委任による代理(委任代理)とも称する。→法定代理

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

任意代理
にんいだいり

本人の信任を受けて代理人となる場合を任意代理という。これに対して、法律の規定により代理権が直接に付与される場合を法定代理という。任意代理は、本人と代理人との間における授権行為によって生ずる。民法は、任意代理権を「委任による代理権」と称しているが(104条・111条2項)、これは、前述の授権行為が委任契約と合体していることが少なくないからである。しかし、この授権行為は、組合契約雇用契約等とも合体しうるし、単独でもなしうるので、「委任による代理」というよりも「任意代理」というほうが妥当と思われる。[竹内俊雄]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内の任意代理の言及

【代理】より


[現行法制]
 代理は本人が選任した代理人によって行われる場合と本人の意思とは無関係に法律が定める代理人によって行われる場合とがある。前者を任意代理といい,後者を法定代理という。意思表示はそれを行った者について効力を生ずるのが原則であるが,代理の場合には,代理人が意思表示を行うにもかかわらず,その効力は全部本人について生ずるという変則的な結果をもたらす。…

※「任意代理」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

任意代理の関連キーワード訴訟代理人復代理法定代理無権代理代理行為直接代理法定代理人署名代理代理店の種別媒介代理店

今日のキーワード

災害派遣

天災地変その他の災害に際して,人命または財産の保護のために行なわれる自衛隊の派遣。災害出動ともいう。都道府県知事などの要請に基づいて,防衛大臣が派遣することを原則とするが,特に緊急を要する場合,要請を...

続きを読む

コトバンク for iPhone

任意代理の関連情報