伏せ(読み)フセ

デジタル大辞泉 「伏せ」の意味・読み・例文・類語

ふせ【伏せ】

[名]
からだを伏せること。「伏せ姿勢」「腕立て伏せ
軍勢を敵に気付かれないように配置しておくこと。また、その軍勢。伏兵ふくへい
「小川内と云ふ処に―を置き待つ所に」〈蒲生氏郷記〉
[接尾]ぶせ[接尾]

ぶせ【伏せ】

[接尾]助数詞。矢の長さをはかるのに用いる。一束いっそく、すなわち手の親指以外の4本の指で握った長さに足りない場合に、指1本の幅にあたる長さを単位としていったもの。
「十二束三―、忘るるばかり引きしぼりて」〈太平記・一〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android