伏目勝(読み)ふしめがち

精選版 日本国語大辞典 「伏目勝」の意味・読み・例文・類語

ふしめ‐がち【伏目勝】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙 ( 「がち」は接尾語 ) 伏し目でいることの多いさま。いつも伏し目であるさま。
    1. [初出の実例]「軈てお志保は伏目勝に成って」(出典:破戒(1906)〈島崎藤村〉二二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android