休眠芽(読み)キュウミンガ(英語表記)dormant bud; sleeping bud

デジタル大辞泉 「休眠芽」の意味・読み・例文・類語

きゅうみん‐が〔キウミン‐〕【休眠芽】

形成されたのち、生長を止めて休眠状態にある芽。冬芽など。

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精選版 日本国語大辞典 「休眠芽」の意味・読み・例文・類語

きゅうみん‐がキウミン‥【休眠芽】

  1. 〘 名詞 〙 形成された後に、生長を止め、休眠状態にある芽。条件によって生長を再開する。側芽、冬芽など。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「休眠芽」の意味・わかりやすい解説

休眠芽
きゅうみんが
dormant bud; sleeping bud

植物で,いったん形成されたのちに生長を止めて休眠している状態の芽をいう。休眠状態が長く続いて痕跡的になった芽を潜伏芽という。また休眠している冬芽のことを休止芽 resting budという。

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世界大百科事典(旧版)内の休眠芽の言及

【休眠】より

…休眠する発育段階は種により一定していて,内分泌機構(脳・前胸腺・アラタ体など)によって調節されている。【正木 進三】
[植物の休眠]
 植物では種子,休眠芽,球根,胞子に休眠現象がみられる。種子はふつう成熟と同時に休眠状態に入り,外側を固い種皮によって保護される。…

【芽】より

…一つの芽から普通葉と花(あるいは花序)の両方が展開する場合は混芽とよばれる。芽は冬季に活動を停止して休眠することが多く,このような芽は休眠芽(休芽)とよばれ,ふつう冬季にみられるので冬芽(とうが∥ふゆめ)ともよばれる。しかし秋から春にかけて緑の葉をもち夏に休眠芽の状態となる植物(たとえばオニシバリ)もある。…

※「休眠芽」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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