生長(読み)セイチョウ

デジタル大辞泉の解説

せい‐ちょう〔‐チヤウ〕【生長】

[名](スル)《古くは「せいぢょう」とも》
草木が生い育つこと。「苗木が生長する」
人や動物が生まれ育つこと。
「お芳はいつしか―して、はや十歳となりにけり」〈逍遥当世書生気質
物事が生まれ広がること。大きくなること。
「生を保つの天性次第に―し、生を楽しむの心となり」〈田口日本開化小史

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[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクションの解説

せいちょう【生長】

奈良の日本酒。酒名は「生駒山の長ならん」と命名。本醸造酒は原料米を60%まで精米する吟造りで醸す。ほかに大吟醸酒がある。原料米は山田錦など。仕込み水は生駒山の伏流水。蔵元の「上田酒造」は元禄元年(1688)創業。所在地は生駒市壱分町。

出典 講談社[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクションについて 情報

大辞林 第三版の解説

せいちょう【生長】

( 名 ) スル
〔古くは「せいぢょう」とも〕
生まれ育つこと。
(植物が)伸び育つこと。 「稲が-する」
(人・動物が)生まれ育つこと。 「お芳はいつしか-して、はや十歳となりにけり/当世書生気質 逍遥
物事が大きくなること。 「生を保つの天性次第に-し/日本開化小史 卯吉
「成長」に同じ。 → 成長(補説欄)

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精選版 日本国語大辞典の解説

しょう‐ちょう シャウチャウ【生長】

〘名〙 (「しょうぢょう」とも) 生まれそだつこと。おいたつこと。せいちょう。
※妙一本仮名書き法華経(鎌倉中)三「一切のもろもろのき〈略〉おのをの生長(シャウチャウ)(〈注〉オイソダツ)することう」

せい‐ちょう ‥チャウ【生長】

〘名〙 (古くは「せいぢょう」とも)
① 人、また動物が生まれそだつこと。おいたつこと。しょうちょう。
※令集解(868)戸「朱云〈略〉然則於家人奴婢等、本所生長之国、称本属耳」
※今昔(1120頃か)五「然れば此の児、更に可生長すべき様无し」
※地蔵菩薩霊験記(16C後)九「此童の導師生長(セイヂャウ)の後に法師となりて」 〔史記‐封禅書〕
② 草木などのおいそだつこと。しょうちょう。
※今昔(1120頃か)一三「漸く生長して、枝滋り葉栄えて、花栄き菓を結ぶを」
※日葡辞書(1603‐04)「サウモク xeigiǒ(セイヂャウ) スル」 〔管子‐形勢解〕
③ 大きくなること。うまれひろがること。しょうちょう。
※史記抄(1477)一九「子貸とは金銭千貫を以て子母にするぞ。子息を生長するほどに子貸と云ぞ」
※自由之理(1872)〈中村正直訳〉四「吾が交際上の紛乱を生長鼓動し」

なま‐なが・い【生長】

〘形口〙 なまなが・し 〘形ク〙 (「なま」は接頭語) いやに長い。なんとなく長い。
※狂言記・岡太夫(1700)「わごりょはりはつな人じゃ、なまながひ事を、よふ覚へていやる」

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世界大百科事典内の生長の言及

【成長】より

…植物の場合には生長と書くことが多い。一般には,生まれて育つ過程での,同化作用が異化作用を越えることにより生ずる形態や重量や数量などの大きさの増加をいい,発育とほぼ同義のことばとして使われる。…

※「生長」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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