… 休眠芽というのは頂芽が活発に生長している間その枝上にあって活動せずに休眠している側芽で,一般に頂芽を除去すればただちに生長を始める。多年生草本や樹木では,越冬するために小型の葉からなる冬芽がつくられ,冬芽を形成しない熱帯植物もまた乾季に休眠芽をつくる。休眠芽が再度生長を開始する条件は個々の場合で異なり,永久に休眠する芽もある。…
…一つの芽から普通葉と花(あるいは花序)の両方が展開する場合は混芽とよばれる。芽は冬季に活動を停止して休眠することが多く,このような芽は休眠芽(休芽)とよばれ,ふつう冬季にみられるので冬芽(とうが∥ふゆめ)ともよばれる。しかし秋から春にかけて緑の葉をもち夏に休眠芽の状態となる植物(たとえばオニシバリ)もある。…
…一つの芽から普通葉と花(あるいは花序)の両方が展開する場合は混芽とよばれる。芽は冬季に活動を停止して休眠することが多く,このような芽は休眠芽(休芽)とよばれ,ふつう冬季にみられるので冬芽(とうが∥ふゆめ)ともよばれる。しかし秋から春にかけて緑の葉をもち夏に休眠芽の状態となる植物(たとえばオニシバリ)もある。…
※「冬芽」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...