あう【会】 は 別(わか)れの始(はじ)め
- ( 「法華経‐譬喩品」の「愛別離苦、是故会者定離」、また「白氏文集‐巻一四」の「合者離之始、楽兮憂所レ伏」から出たもの ) 会った後には別れの時が来る、会ったものとは必ずいつか別れるものだの意。人生の無常を説いたことわざ。
- [初出の実例]「逢ふは別れの始とは申せども、加様にはか無い御別に成(なら)うと存じたらば、御馴染申まい物を」(出典:虎寛本狂言・墨塗(室町末‐近世初))
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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