伝宗庵(読み)でんしゆうあん

日本歴史地名大系 「伝宗庵」の解説

伝宗庵
でんしゆうあん

一一世南山士雲塔所。士雲は建武二年(一三三五)没。当庵は士雲自身が営んだものである(南山和尚行実)。同四年七月一四日に守邦親王姫宮が西御門にしみかど「大蔵・杉(谷)」の地を伝宗庵・定照じようしよう院に寄進(「沙弥道光奉書」県史三)。「空華日用工夫略集」によると、応安七年(一三七四)当庵で義堂周信・少室慶芳らが会合している。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 定照

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む