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鎌倉市 かまくら

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

鎌倉〔市〕
かまくら

神奈川県南東部の市。相模湾に臨む滑川の沖積地と,それを三方から囲む丘陵地からなる。1939年市制。1948年深沢村,大船町を編入。地名は鎌形に曲がった地形でクラと呼ばれる洞穴が多かったことに由来するとされる。治承4 (1180) 年に源頼朝鎌倉に入ってから,元弘3=正慶2 (1333) 年北条氏が滅びるまで約 150年間,日本の政治の中心地であった。嘉禄1 (1225) 年以後,沖積地を南北に貫く若宮大路沿いに幕府の諸施設が造営され,南部の海岸寄りには商人街が成立し,現在の中心市街地のもととなった。丘陵には七つの切り通しが開かれ,交通と防備の便がはかられた。海岸には港が築かれ,諸国から船が集まり,中国の宋とも交易した。また鶴岡八幡宮建長寺円覚寺光明寺高徳院など多数の寺社が建立され,多くは戦乱で焼失したが再建されて,200寺 42社を数えるといわれる。温暖な気候,白砂の海岸とも相まって,江戸時代からは観光地となり,明治以後は高級別荘地。1925年の横須賀線電化以後は京浜の住宅地の性格が強まり,家並みが周辺の丘陵に広がっている。1966年中心地区は古都保存法の対象になった。寺社が集中し,各地に史跡,名勝がみられる雪ノ下,山ノ内,扇ガ谷 (おうぎがやつ) ,二階堂,長谷などは年間を通じて観光客が訪れる。鎌倉の大仏をはじめ,多数の国宝が所在。由比ヶ浜,材木座は首都圏の手近な海水浴場,七里ヶ浜はサーフィンの適地。北部の大船は工業地区,新興の商業地でもある。JR横須賀線のほか,JR東海道本線,江ノ島電鉄,湘南モノレール,国道134号線が通る。面積 39.67km2。人口 17万3019(2015)。

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デジタル大辞泉の解説

かまくら‐し【鎌倉市】

鎌倉

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