定照(読み)じょうしょう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「定照」の解説

定照 じょうしょう

?-? 鎌倉時代の僧。
上野(こうずけ)(群馬県)の人。天台宗比叡(ひえい)山でまなぶ。嘉禄(かろく)元年(1225)「弾選択(だんせんじゃく)」をあらわして法然(ほうねん)の浄土教非難。法然の弟子隆寛(りゅうかん)が「顕選択」をあらわしてこれに反論すると,比叡山の衆徒らと専修念仏の停止を朝廷にうったえ,隆寛らは流罪となった。通称は並榎竪者(なみえのりっしゃ)。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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