似非笑ふ(読み)エセワラウ

デジタル大辞泉 「似非笑ふ」の意味・読み・例文・類語

えせ‐わら・う〔‐わらふ〕【似非笑ふ】

[動ハ四]あざけり笑う。せせら笑う。
慮外下衆げすめがやりをったはと―・ふ」〈浄・宵庚申

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「似非笑ふ」の意味・読み・例文・類語

えせ‐わら・う‥わらふ【似非笑】

  1. 〘 自動詞 ハ行四段活用 〙 せせら笑う。あざけり笑う。また、つくり笑いをする。
    1. [初出の実例]「そもそも御へんを、つづみはんくゎんといふは、人にたびたびうたれるゆへか、〈略〉ゑせはろふてたづねける」(出典:浄瑠璃・木曾物語(1655‐58頃)初)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む