ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「位相運動」の意味・わかりやすい解説 位相運動いそううんどうphase-movement T.パーソンズが R.F.ベールズの実験をもとにして結論しているところによれば,社会体系が維持されるための機能的要件は,適応 adaptation,目標達成 goal attainment,統合 integration,潜在 latency的パターンの維持と緊張処理の4つである。そしてこれらは四次元空間とみなされる「行為空間」を構成し,社会的行為は時間の経過とともに四次元のいずれかで優勢を示す。その極大値が各位相の特性とされ,しかもこの位相は周期的に順次変化していく。この変化のことを位相運動という。 (→AGIL図式 ) 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by