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社会的行為 しゃかいてきこういsocial action

翻訳|social action

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

社会的行為
しゃかいてきこうい
social action

古典的には M.ウェーバー社会学を社会的行為によって解明,理解し,その経過と結果とを因果的に説明するための基礎としたもの。彼によれば,行為とは行為者または諸行為者がそれに主観的な意味を結びつけるときの,かつその限りでの人間行動のことである。したがって社会的行為とは「行為者または諸行為者によって思念された意味に従って,他者の行動に関係させられ,かつその経過においてこれに方向づけられている行為」であるとする。ともあれ,ウェーバーの社会的行為の概念は,行為理論として,心理主的社会学を克服して成立する。この影響を受けて現代社会学のなかに社会的行為を基本概念として導入したのは,T.パーソンズや F.W.ズナニエキである。パーソンズによれば,社会的行為は動機づけのエネルギーが目標達成に向って展開される消費過程であるが,それは一定の状況のもとで生じているものであり,また規範によって制御されるものであるとする。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典内の社会的行為の言及

【社会学】より

… 普通,〈社会本質論〉と呼ばれている社会学の基本理念の確認のうえに立って,社会学はその考察の守備範囲を次のように決めた。まず,分析の基本単位は,個人が意味付与の主体であり,行為の主体であり,他者との関係のなかで生きていることから,〈社会的行為〉と概念化された。次いで,こうした社会的行為が交流し衝突し,やがて間主観性をつくり出していく〈社会的相互作用〉あるいは〈社会過程〉の領域が注目されることになった。…

※「社会的行為」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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