低層ゾンデ(読み)ていそうゾンデ(英語表記)lower layer sonde

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「低層ゾンデ」の意味・わかりやすい解説

低層ゾンデ
ていそうゾンデ
lower layer sonde

大気状態を調べるのに使う気球一種。 1000mぐらいまでの気層での温度湿度などの鉛直分布を調査するもので,直径 1.5mのゴム製の気球。高層用のラジオゾンデよりも遅く,毎分約 200mのスピードで上昇させる。気球には測定器がついており,各時間の測定結果は無線によって地上に送られる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android