低水護岸(読み)ていすいごがん

精選版 日本国語大辞典 「低水護岸」の意味・読み・例文・類語

ていすい‐ごがん【低水護岸】

  1. 〘 名詞 〙 河川水量が最低の時でも船の航行に差しつかえないように、一定水深を確保するために行なう河川工事

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の低水護岸の言及

【護岸】より

…なお,漁港などで物揚場や係船のための岸壁を護岸として作る場合もある。
[構成]
 河川堤防の護岸には,常時,河川の水が流れる低水路の流れを安定させるとともに,高水敷の洗掘を防ぐために低水路の河岸に設ける低水護岸,洪水時の堤防保護を目的とした高水護岸,および低水路から堤防の高水位の高さまで堤防全面を直接保護する堤防護岸の3種類がある。 護岸の基本的構成は,法覆工(のりふつこう),法止め工,根固め工の3種類から成り立っている。…

※「低水護岸」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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