佐分利 一嗣(読み)サブリ カズツグ

20世紀日本人名事典 「佐分利 一嗣」の解説

佐分利 一嗣
サブリ カズツグ

明治・大正期の経営者 朝鮮中央鉄道社長。



生年
元治1年3月(1864年)

没年
大正13(1924)年5月28日

出生地
備後国福山(広島県)

学歴〔年〕
東京帝大工科大学土木工学科〔明治19年〕卒

学位〔年〕
工学博士

経歴
備後福山藩士・佐分利好道の長男に生まれる。明治19年大学を卒業し専ら鉄道事業に尽力、成田鉄道技師長となり、のち社長に就任、工学博士の学位を受ける。のち横須賀電燈取締役、京阪電気鉄道取締役、朝鮮中央鉄道社長を歴任。大正13年5月九州視察旅行中に熊本公会堂の歓迎会に臨み脳溢血で急逝した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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