佐善村(読み)さぜんむら

日本歴史地名大系 「佐善村」の解説

佐善村
さぜんむら

[現在地名]分水町佐善

南から東を西にし川が蛇行して北流し、東はみぞ(現吉田町)、西はまきはな村。正保国絵図に「佐善新田」とみえ高三五〇石余。幕府領に属する。のち村上藩領となる。元禄一〇年(一六九七)の渡部組高反別帳(小越文書)によれば高八五一石六斗余、家数五六(うち水呑七)・人数三九八。享保三年(一七一八)の家数七一・人数五〇三、馬三五(「村明細帳」早川源治氏蔵)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android