佐藤俊子(読み)サトウ トシコ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「佐藤俊子」の解説

佐藤 俊子
サトウ トシコ


職業
バレリーナ

専門
英米文学,古典バレエ

肩書
北星学園女子短期大学名誉教授,佐藤俊子バレエスタジオ主宰

生年月日
昭和8年 3月20日

出生地
北海道

学歴
北海道大学文学部卒,北海道大学大学院文学研究科英米文学専攻〔昭和36年〕博士課程修了

経歴
5歳からバレエを始め、北海道大学大学院修士課程1年生だった昭和31年、国内で指導していたロシア人バレリーナ、オリガ・サファイアに入門。長期の休み期間に上京してレッスンを受け、49年から亡くなる前年の55年まで隔年計4回、師とともに東京公演を開催した。この間、38年北海道初の「白鳥の湖」上演主役のオデット姫を踊った。一方、英米文学史や古典バレエの研究者として知られ、北星学園女子短期大学教授も務めた。平成19年オリガの生誕100年を記念する発表会を開催。21年には、セルゲイ・ディアギレフが率いた“バレエ・リュス”のパリ公演から100年を記念して、札幌で「火の鳥」を上演。著書に「北国からのバレリーナ」などがある。

所属団体
日本英文学会,芸能学会,舞踊学会 日本バレエ協会

受賞
札幌市民芸術祭奨励賞〔昭和58年〕

没年月日
平成22年 3月12日 (2010年)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

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