佐藤大四郎(読み)サトウ ダイシロウ

20世紀日本人名事典 「佐藤大四郎」の解説

佐藤 大四郎
サトウ ダイシロウ

昭和期の社会運動家



生年
明治42(1909)年11月22日

没年
昭和18(1943)年5月10日

出生地
東京市浅草区下平衛門町

経歴
一高時代社会科学研究会に所属して活躍し、退学処分となる。昭和6年検挙され懲役2年執行猶予5年に処せられる。9年渡満し「満州評論」を編集する。のちに反満・抗日運動で16年に検挙され徒刑12年に処せられ、獄死した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「佐藤大四郎」の解説

佐藤大四郎 さとう-だいしろう

1909-1943 昭和時代前期の社会運動家。
明治42年11月22日生まれ。高校在学中に日本共産青年同盟参加。昭和9年満州(中国東北部)にわたり,橘樸(たちばな-しらき)らによる「満州評論」の編集責任者となる。また綏化県農事合作社を組織するが,捕らえられ,満州国治安維持法違反の判決をうけ,昭和18年5月10日奉天(現瀋陽)で獄死。35歳。東京出身。第一高等学校中退。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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