デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「佐香保」の解説 佐香保 さかほ ?-? 江戸時代前期の遊女。正保(しょうほ)(1644-48)のころの人。江戸吉原(よしわら)角町(すみちょう)の妓楼(ぎろう)並木屋の抱え。相思相愛の西国の武士が帰郷して殉死したのを知り,尼となる。楼主が庵(いおり)をたててやろうとすると,「一物あれば一累あり」といってことわったという。法名は貞閑。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例