何に(読み)なにに

精選版 日本国語大辞典 「何に」の意味・読み・例文・類語

なに【何】 に

  1. どんなものに。どういうことに。
    1. [初出の実例]「世間を何物爾(なにニ)譬へむ朝びらきこぎ去にし船の跡なきごとし」(出典万葉集(8C後)三・三五一)
  2. どんな目的で。なんのために。
    1. [初出の実例]「あひみねば恋こそまされみなせがはなににふかめて思ひそめけむ〈よみ人しらず〉」(出典:古今和歌集(905‐914)恋五・七六〇)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む