何よ(読み)なによ

精選版 日本国語大辞典 「何よ」の意味・読み・例文・類語

なに【何】 よ

相手に問い返す時に用いる。何さ。
※銀座二十四帖(1955)〈井上友一郎〉一五「日本三景って、何よ?」
② 相手の言動に対して強く反発する時に用いる。現代では主に女性が用いる。何さ。
※春の城(1952)〈阿川弘之〉二「突然菊千代の首に手を廻して抱き寄せようとした。『よしてよ。何よ!』菊千代は谷井をはねのけた」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android