何一(読み)なにひとつ

精選版 日本国語大辞典 「何一」の意味・読み・例文・類語

なに‐ひとつ【何一】

〘副〙 なにも。ひとつも。すこしも。下に否定の語を伴って用いられることが多い。
※滑稽本・戯男伊勢物語(1799)三「何(ナニ)一つ苦をなさで暮しけり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android