何事かあらん(読み)なじょうことかあらん

精選版 日本国語大辞典 「何事かあらん」の意味・読み・例文・類語

なじょう【何】 事(こと)かあらん

  1. 事態がとりたてて問題とするに足りない、という判断を強くいう表現。何のさしつかえがあろうか。どうということがあるものか。
    1. [初出の実例]「ただきよき衣を着て詣(まう)でむに、なでふことかあらむ」(出典枕草子(10C終)一一九)

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[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

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