何処許(読み)ドコモト

デジタル大辞泉 「何処許」の意味・読み・例文・類語

どこ‐もと【許】

[代]不定称の指示代名詞。どのあたり。どこら。
「―なりとも、片陰のよささうな所に居たいの」〈虎清狂・猿座頭

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精選版 日本国語大辞典 「何処許」の意味・読み・例文・類語

どこ‐もと【何処許】

  1. 〘 代名詞詞 〙 ( 「もと」は、あたり、付近の意 ) 不定称。どこのあたり。どの辺。
    1. [初出の実例]「『おそうしゃはどこもとに御ざるぞ』『つっとおくに御ざる』」(出典:虎明本狂言・餠酒(室町末‐近世初))

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