猿座頭(読み)サルザトウ

精選版 日本国語大辞典 「猿座頭」の意味・読み・例文・類語

さるざとう【猿座頭】

  1. 狂言。各流。清水で夫の勾当と花見をしている女に、猿引が勾当の盲人であるのをよいことに言い寄る。勾当が女の挙動を怪しんで帯で結びつけるが、猿引は女と猿を結びかえ、女を連れて逃げる。鷺流では「花見座頭」、「狂言記(続)」では「猿替勾当」。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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