猿座頭(読み)サルザトウ

デジタル大辞泉の解説

さるざとう【猿座頭】

狂言。勾当(こうとう)が妻と花見をしていると、猿引きが、勾当の目が不自由なのにつけこんで妻に言い寄る。勾当は妻を帯で結びつけるが、猿引きは猿と結び替えて妻を連れて逃げる。

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大辞林 第三版の解説

さるざとう【猿座頭】

狂言の一。盲人が妻と花見に行く。そこへやってきた猿引きが妻を誘う。盲人は綱で妻と自分の体を結びつけるが、猿引きは妻と猿とを結びかえて、妻を連れて逃げる。花見座頭。猿替勾当。

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精選版 日本国語大辞典の解説

さるざとう【猿座頭】

狂言。各流。清水で夫の勾当と花見をしている女に、猿引が勾当の盲人であるのをよいことに言い寄る。勾当が女の挙動を怪しんで帯で結びつけるが、猿引は女と猿を結びかえ、女を連れて逃げる。鷺流では「花見座頭」、「狂言記(続)」では「猿替勾当」。

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