デジタル大辞泉 「猿座頭」の意味・読み・例文・類語 さるざとう【猿座頭】 狂言。勾当こうとうが妻と花見をしていると、猿引きが、勾当の目が不自由なのにつけこんで妻に言い寄る。勾当は妻を帯で結びつけるが、猿引きは猿と結び替えて妻を連れて逃げる。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「猿座頭」の意味・読み・例文・類語 さるざとう【猿座頭】 狂言。各流。清水で夫の勾当と花見をしている女に、猿引が勾当の盲人であるのをよいことに言い寄る。勾当が女の挙動を怪しんで帯で結びつけるが、猿引は女と猿を結びかえ、女を連れて逃げる。鷺流では「花見座頭」、「狂言記(続)」では「猿替勾当」。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例