何時迄も(読み)イツマデモ

デジタル大辞泉 「何時迄も」の意味・読み・例文・類語

いつまで‐も【何×迄も】

[副]
ある事柄が終わるときの限度がないさま。末長く。「何時迄もお幸せに」
どこまでも。あくまでも。
「―辞退仕りまする」〈虎寛狂・素襖落
[類語]末長く幾久しく

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「何時迄も」の意味・読み・例文・類語

いつまで【何時迄】 も

① いつの時までも。いつという限りもなく。永久に。
釈日本紀(1274‐1301)一八「千年万歳(イツマテモ)天皇(すめらみこと)奉事(つかまつ)らむと」
② どこまでも。あくまで。
※虎寛本狂言・素襖落(室町末‐近世初)「何程に被仰ても、ちと申受にくい訳が御座る。いつ迄も辞退仕りまする」

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