デジタル大辞泉 「素襖落」の意味・読み・例文・類語 すおうおとし〔すアヲおとし〕【素襖落】 (「素袍落」と書く)狂言。伊勢参宮の餞別に素襖をもらい、一杯機嫌で戻った太郎冠者は、主に見つからないように隠すが、はしゃぎすぎて落としてしまい、見つかってからかわれる。歌舞伎舞踊。長唄・義太夫。本名題「襖落那須語すおうおとしなすものがたり」。福地桜痴作詞、3世杵屋正次郎・鶴沢安太郎作曲。明治25年(1892)東京歌舞伎座初演。の舞踊化。新歌舞伎十八番の一。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例