何束郷(読み)いつかごう

日本歴史地名大系 「何束郷」の解説

何束郷
いつかごう

和名抄」では高山寺本・名博本が「河束」、伊勢本・東急本・元和古活字本が「何束」とし、いずれも訓を欠く。郷名・訓ともに問題を有するが、現朝倉あさくら須川の長安すがわのちようあん寺廃寺から出土した墨書土器の一つに「何束」と記されているとの報告があり(木簡研究二二)本書では「何束」を採用し、仮に「大日本地名辞書」に従って「いつか」と読む。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 長安

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む