何気に(読み)ナニゲニ

デジタル大辞泉 「何気に」の意味・読み・例文・類語

なにげ‐に【何気に】

[副]《「なにげない」の「ない」を取り、形容動詞活用語尾「に」を付けて副詞化した語》俗に、はっきりした考えや意図がなくて行動するさま。「何気に時計を見たら3時ちょうどだった」
[補説]初出時期は不詳だが、昭和60年代の初めか。近年では、「この菓子、何気においしい」のように、「わりあい、なかなか」「意外と、実は」などの意を込めて用いられることもある。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android