日本歴史地名大系 「作出村」の解説 作出村つくりでむら 福岡県:山門郡大和町作出村[現在地名]大和町栄(さかえ)南野(みなみの)村の東、矢部(やべ)川と支流塩塚(しおつか)川に挟まれた平野部の中央にあり、東は鷹尾(たかお)村。柳川藩領図に「高尾之内作出」とあることから鷹尾村の西方の出作地が一村として成立したとみられる。元禄国絵図・天保郷帳には記載がなく、鷹尾村の村高に含まれている。享和二年(一八〇二)の垂見組村々戌夫米御目録(松本家文書)には作出村とあり、高三四二石余、ほかに鷹尾村よりの入地(出作地)一三二石余があった。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by