作家エージェント(読み)さっかえーじぇんと(その他表記)author agent

知恵蔵 「作家エージェント」の解説

作家エージェント

作家に代わって出版社との出版交渉や原稿料・印税率の交渉を請け負う代理人欧米の出版界では、作家にとって必要不可欠の存在とされるほど定着しているが、日本ではなじみが薄く、近年脚光を浴びてきた。和田裕美『世界No.2セールスウーマンの「売れる営業」に変わる本』(ダイヤモンド社)を手がけた鬼塚忠(アップルシード・エージェンシー)や、加藤廣『信長の棺』(日本経済新聞社)をプロデュースした川端幹三のようなベストセラーを仕掛けるエージェントには、有名作家も熱い期待を寄せる。

(村上信明 出版流通ライター / 2007年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android