使い慣れる(読み)ツカイナレル

デジタル大辞泉 「使い慣れる」の意味・読み・例文・類語

つかい‐な・れる〔つかひ‐〕【使い慣れる/使い×馴れる】

[動ラ下一][文]つかひな・る[ラ下二]長い間使って、その使い方などになれる。「―・れた辞書

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「使い慣れる」の意味・読み・例文・類語

つかい‐な・れるつかひ‥【使慣・使馴】

  1. 〘 他動詞 ラ行下一段活用 〙
    [ 文語形 ]つかひな・る 〘 他動詞 ラ行下二段活用 〙 長く使ってその物になれる。長い間使って親しみをおぼえるようになる。使い方が熟達した状態になる。使いつける。
    1. [初出の実例]「したしくつかひなれし人々にも、かげはづかしくて」(出典:夜の寝覚(1045‐68頃)一)
    2. 「此二三年来朝晩使(ツカ)ひ慣(ナ)れた木の箸を眺めて」(出典:門(1910)〈夏目漱石〉一七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

《料理されるためにまないたにのせられた魚の意から》相手のなすに任せるより方法のない運命のたとえ。まないたの鯉こい。[類語]俎板まないたの鯉こい・薬缶やかんで茹ゆでた蛸たこのよう・手も足も出ない...

俎上の魚の用語解説を読む