辞書(読み)じしょ

ASCII.jpデジタル用語辞典の解説

辞書

日本語入力システムや翻訳ソフトでの変換処理に必要なデータをおさめたファイル。英和辞典などの電子化辞書を指す場合もある。また、 日本語入力システムは、単語品詞意味的な属性などをおさめた辞書ファイルや、ユーザーが単語などを登録するためのユーザー辞書というファイルを持つ。この他に、科学技術用語などの専門用語を収録した専門辞書郵便番号辞書などもある。

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デジタル大辞泉の解説

じ‐しょ【辞書】

多数の語を集録し、一定の順序に配列して一つの集合体として、個々の語の意味・用法、またはその示す内容について記したもの。語のほかに接辞や連語・諺なども収める。また、語の表記単位である文字、特に漢字を登録したものも含めていう。辞書は辞典(ことばてん)・事典(ことてん)・字典(もじてん)に分類されるが、現実に刊行されている辞書の書名では、これらが明確に使い分けられているとはいえない。辞典。字書。字引(じびき)。
パソコンの日本語入力システムワープロソフトで、入力した仮名を漢字に変換するために登録されている語・熟語・類語などのファイル。また、自動翻訳システムで、語の対応や文法などを登録しておくファイル。
先帝が新帝から贈られる太上(だいじょう)天皇の尊号を辞退する意を述べた書状。御奉書。御辞書。
辞表。じそ。
「このごろ大弐(だいに)―奉りたれば」〈栄花・見果てぬ夢〉

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世界大百科事典 第2版の解説

じしょ【辞書】

単語を,ある基準にそって整理配列して,その表記法発音,品詞名,語源,意味,用例用法などをしるした書。ただし実際にはこのすべてを集成していないものがあり,また百科事典のように,単語の意味よりもむしろ事柄の内容を主としたものや,索引のように,たんに用例を示すだけのものをも含めていう場合もある。辞典,字書字典字引などともいう。
[種類]
 (1)分類配列の基準によって,(a)文字(ローマ字,漢字,仮名など)を基にして,それから発音や意味などを知りうるようにしたもの,(b)発音を基にして,それから文字や意味などを知りうるようにしたもの,(c)意味によって分類して,それから文字や発音などを知りうるようにしたもの,に大別できる。

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大辞林 第三版の解説

じしょ【辞書】

多くの言葉や文字を一定の基準によって配列し、その表記法・発音・語源・意味・用法などを記した書物。国語辞書・漢和辞書・外国語辞書・百科辞書のほか、ある分野の語を集めた特殊辞書、ある専門分野の語を集めた専門辞書などの種類がある。辞典。辞彙じい。語彙。字書。字引。
仮名漢字変換方式のワード-プロセッサーにおいて、仮名に対応する漢字を登録しておくファイル。あるいは、自動翻訳システムにおいて、単語間の対応や文法を記録しておくファイル。
辞職の意を記した文書。辞表。 「この頃大弐-奉りたれば/栄花 見はてぬ夢

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

辞書
じしょ
dictionary

単語 (接辞も含めて) を一定の基準に従って配列し,その表記法,発音,文法的機能,意味,用法,語源,成句などを記したもの。配列の基準は普通語形 (正書法の綴り,漢字の部首など) であり,意味によるものは特にシソーラスと呼ばれる (『爾雅』『倭名類聚抄』『清文鑑』などはその類) 。収録する単語の,時代や地域による範囲によって多くの種類があり,また俗語,外来語,隠語,各分野の専門語などを収めた辞書もある。単語についての情報の点でも,一般的な辞書のほかに,アクセント辞典,語源辞典,発音辞典など,種々の特殊辞書がある。辞書編集上の問題を研究する学問を辞書学 lexicographyという。意味の記述法が最大の問題の一つであり,この点で意味論の成果が大きな役割を果す。

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