使ひ真(読み)つかいざね

精選版 日本国語大辞典 「使ひ真」の意味・読み・例文・類語

つかい‐ざねつかひ‥【使真・使実】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ざね」は接尾語 ) 使者の中の主だった人。使者の長。正使。使いのおさ。
    1. [初出の実例]「つかひざねとある人なれば、遠くも宿さず」(出典:伊勢物語(10C前)六九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android