使用済み核燃料の再処理

共同通信ニュース用語解説 「使用済み核燃料の再処理」の解説

使用済み核燃料の再処理

原発で使った核燃料から再利用できるウランプルトニウムを取り出すこと。日本では、原発を持つ電力会社などが出資する日本原燃が青森県六ケ所村に再処理工場を建設している。再処理で抽出したプルトニウムやウランを混合酸化物(MOX)燃料にして再利用する国の核燃料サイクル政策の中核を担う施設で、2018年度上期の完成予定だが、技術的なトラブルなどで23回も完成延期を繰り返し、サイクル実現の見通しは立っていない。日本原燃は同敷地内にMOX燃料をつくる加工工場も建設している。

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出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

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