原発の使用済み核燃料を化学処理して再利用できるプルトニウムやウランを取り出す施設。第2再処理工場は、青森県六ケ所村で建設中の再処理工場の後継施設として、同工場の処理量を上回る使用済み燃料や、処理できない使用済みプルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料を扱う構想。総事業費は試算で11兆7千億円とされるが、建設場所や事業主体、工程などの具体的な計画はない。国の原子力委員会が2005年に策定した原子力政策大綱では「10年ごろから検討を開始する」とされていたが、手つかずのままだ。
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