便ずる(読み)ベンズル

デジタル大辞泉 「便ずる」の意味・読み・例文・類語

べん・ずる【便ずる】

[動サ変][文]べん・ず[サ変]用が足りる。また、用を足す。「黙っていては用が―・ずるはずがない」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「便ずる」の意味・読み・例文・類語

べん‐・ずる【便】

  1. [ 1 ] 〘 自動詞 サ行変 〙
    [ 文語形 ]べん・ず 〘 自動詞 サ行変 〙 用が足りる。便じる。
  2. [ 2 ] 〘 他動詞 サ行変 〙
    [ 文語形 ]べん・ず 〘 他動詞 サ行変 〙 用をたす。便じる。
    1. [初出の実例]「ダイショウヲ benzuru(ベンズル)」(出典日葡辞書(1603‐04))

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