俏書(読み)やつしがき

精選版 日本国語大辞典 「俏書」の意味・読み・例文・類語

やつし‐がき【俏書】

  1. 〘 名詞 〙 字画を省略して書くこと。文字をくずして書くこと。また、書き手がわからないように、まぎらして書くこと。また、その書いたもの。
    1. [初出の実例]「花につくる詩こそはきりかやつし書〈泰極〉」(出典:俳諧・遠近集(1666)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android