保定軍官学校(読み)ほていぐんかんがっこう(その他表記)Bǎo dìng jūn guān xué xiào

改訂新版 世界大百科事典 「保定軍官学校」の意味・わかりやすい解説

保定軍官学校 (ほていぐんかんがっこう)
Bǎo dìng jūn guān xué xiào

中国,清末から民国初期にかけて河北省保定市に存在した北洋軍閥系の軍官学校。袁世凱が1902年(光緒28)創立の保定速成武備学堂を発展させて,06年保定軍官学堂として開学し,辛亥革命後,保定軍官学校と改称した。歩・騎・砲・工・輜重(しちよう)の5兵科をもち,修学期間は1~2年で,各種軍事学,外国語などの授業と軍事訓練を行った。1912-17年の入学者は5000名をこえ,蔣介石も入学し,卒業生の中には張敬尭,葉挺,白崇禧,唐生智らがいた。後の国民政府南京陸軍大学校前身とされている。
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