信知(読み)しんち

精選版 日本国語大辞典 「信知」の意味・読み・例文・類語

しん‐ち【信知・信智】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( ━する ) あることを知って、それを深く信じること。
    1. [初出の実例]「さだめて往生する事をうと信知して、乃至一念もうたがふ心ある事なかれ」(出典:往生大要抄(1212頃))
  3. 信と智。信仰心と知識
    1. [初出の実例]「信智尤も闕すべからず」(出典:雑談集(1305)五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

排他的経済水域

略称 EEZ。沿岸国が水産資源や海底鉱物資源などについて排他的管轄権を行使しうる水域。領海を越えてこれに接続する区域で,領海基線から 200カイリの範囲をいう。沿岸国は,水中ならびに海底と地下の天然資...

排他的経済水域の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android