俯加減(読み)うつむきかげん

精選版 日本国語大辞典 「俯加減」の意味・読み・例文・類語

うつむき‐かげん【俯加減】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙 少しうつむいている様子。うつむきぎみ。
    1. [初出の実例]「詮方が無しに見合した鶴吉の眼が何となく凄く思はれて、覚えず垂頭(ウツムキ)加減になった」(出典:骨ぬすみ(1898)〈広津柳浪〉六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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