倉川村(読み)くらかわむら

日本歴史地名大系 「倉川村」の解説

倉川村
くらかわむら

[現在地名]麻生町蔵川くらかわ

東は北浦に面し、西は青沼あおぬま村。中世倉河くらかわ郷と称して、鹿島神宮領加納かのう十二郷のうちにあり、観応三年(一三五二)の足利尊氏御教書(鹿島神宮文書)

<資料は省略されています>

と記され、尊氏は下河辺行景に当郷を交付している。しかし文和二年(一三五三)の武田高信請文(鹿島神宮文書)に「欲沙汰付下地於行景候之処、於倉河郷者、手賀土用納礼丸、并至于小牧郷者、小牧弥十郎等相語悪党人、無是非引率多勢、(擬)及合戦之間、不能遵行候、若此条偽申候者」とある状態で、当郷は手賀土用納礼丸に押領されていた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む