日本歴史地名大系 「行方郡」の解説
行方郡
なめかたぐん
- 福島県:陸奥国
- 行方郡
〔古代〕
「和名抄」は「奈女加多」と訓を付す。「国造本紀」に行方国造はなく、浮田国造がみえ、のちの宇多郡・行方郡の領域を支配したと思われる。養老二年(七一八)五月二日陸奥国の
行方郡
なめがたぐん
県南東部にあり、霞ヶ浦・北浦の間に突出した半島状の郡。北は東茨城郡・鹿島郡に接し、南は北利根川を隔てて千葉県
行方郡の建郡は「常陸国風土記」に「
〔原始〕
縄文時代の遺跡は早期から晩期まで六〇余ヵ所あり、北利根川支谷に臨む台地上にある潮来町の
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報