麻生町(読み)あそうまち

日本歴史地名大系 「麻生町」の解説

麻生町
あそうまち

面積:九七・四三平方キロ

郡の中央部に位置し、東は北浦、西は霞ヶ浦に臨み、南は牛堀町潮来いたこ町、北は玉造たまつくり町・北浦村に接する。東西の両湖岸沿いは豊かな水田地帯を形成し、古くからの内水面漁場としても有名。中央部は標高三〇メートル前後の行方台地で、畑と平地林からなる。交通網は霞ヶ浦沿いに国道三五五号、北浦湖岸に潮来と鹿島郡鉾田ほこたを結ぶ県道が通り、町の中央部には東西に千葉県佐原さわら鉾田を結ぶ県道、南北に玉造に通ずる開拓道路が走る。

麻生地区は、郡の政治・経済・文化の中心地で、官公署や学校などが集中し、商店街を形成している。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報