個個別別(読み)ココベツベツ

デジタル大辞泉 「個個別別」の意味・読み・例文・類語

ここ‐べつべつ【個個別別】

一つ一つ、また、一人一人が別であること。「受け取り方も個個別別である」「個個別別食事をとる」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「個個別別」の意味・読み・例文・類語

ここ‐べつべつ【個個別別】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) ひとつひとつがそれぞれ別なこと。また、そのさま。さまざま。
    1. [初出の実例]「其鉢合の反響が人間の心に個々別々の音色を起すからである」(出典:吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉一〇)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android